営業での小技テクニック:ドア・インザ・ファイス(door in the face)テクニック
営業での小技テクニック:ドア・インザ・ファイス(door in the face)テクニック
以前に記載した、「フット・イン・ザ・ドア(foot in the door)」テクニックと
比較されることも多い。
最初に大きなお願いをした後に、大きなお願いよりも小さなお願いをすることで
小さいお願いを聞いていもらいやすくなるという心理テクニック。
例えば、500円を人から借りたい場合、初めに10,000万円貸してとお願いした後に
「500円でもいいから貸して?」と大きなお願いの後の小さなお願いをすることで
相手は心理的に後のお願いを受け入れやすい心理になります。
〇営業での活用
例えば、自動車の営業の場合、来店したご予算が100万円のお客様に
200万円の車を販売したい場合、いきなりおススメしたい200万円のクルマを
ススメるのではなく、初めに1,000万円台のクルマを紹介した後に
200万円の車を勧めると予算の倍の金額だが、
安く感じてもらえる。
また、別の例でいうと、300円のリンゴを値切りたいとき、
200円くらいで買いたいと思ったら、お店の人には
「100円にして!」と初めは極端に安い金額を提示して
予想通り断られた後に、「だったら200円はどうですか?」と
妥協案をお伝えする方法です。
野蛮な手法の様に感じますが、より良い商品を勧めることは
営業としての使命でもあると思うので、そのようなモチベーションで
相手のことを思って使う方が精神衛生上良いかもしれません。
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